西日本鉄道(西鉄)は、2021年度大晦日に終夜運転、年始には臨時列車を運転し、太宰府天満宮へ参拝する方の利便性を向上します。
2021年12月31日(金)大晦日の終電後から2022年1月1日(土・祝)元日の始発前まで終夜、天神大牟田線の各駅(甘木線を除く)と太宰府駅を結ぶ臨時列車が運転されます。運転本数は計69本で、西鉄福岡(天神)駅方面および大牟田駅方面の双方向から太宰府駅まで、急行電車・普通電車が直通運転します(一部は西鉄二日市で乗り換え、路線図は下図を参照)。西鉄福岡(天神)駅〜太宰府駅間では約20〜30分間隔で運転されます。
1月1日(土・祝)〜3日(月)の正月三が日は、西鉄福岡(天神)駅〜太宰府駅間を乗り換えなしで結ぶ臨時急行「初詣号」が運転されます(運転区間の路線図は下図を参照)。通常の土日祝日にも直通の急行電車が1日6本運転されていますが、「初詣号」の運転により本数が1日29本(下り15本・上り14本)と大幅に増加します。
太宰府天満宮へはそのほか、正月三が日にJR二日市駅東口〜太宰府駅間の臨時バスが約15分間隔で運転されます。一方で、2020年まで実施されていた元日の「太宰府駅新年鏡開き」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止されることが決まっています。
なお、天神大牟田線の年末年始は2021年12月29日(水)〜31日(金)が「日祝ダイヤ」、2022年1月1日(土・祝)〜3日(月)は「正月ダイヤ」で運転されます。貝塚線は2021年12月30日(木)〜2022年1月3日(月)が「土休日ダイヤ」による運転です。
また、筑豊電気鉄道は2021年12月29日(水)〜2022年1月3日(月)まで、昼間時間帯が全線で20分間隔となる「特別ダイヤ」で運転されます。